結婚式の演出に!みんなで繋ぐリングリレー演出

リングリレーとは

結婚式は一生の思い出に残るもの。そのため、華やかな式を考えたり、落ち着いて上品な式にしたりと、主役となる2人の記念日として満足できる結婚プランを考える人は多いでしょう。結婚式を盛り上げる演出の1つに「リングリレー」があります。

リングリレーとは、新郎と新婦それぞれが用意した長いリボンに結婚指輪を通して、参加しているゲストも一体となって指輪交換を行なうセレモニーです。家族や友人などの大切な人から祝福してもらえるほか、子どもから大人まで年齢に関係なくセレモニーに参加できるため、参加しているゲストも楽しみながら指輪交換をアシストできます。

用意された長いリボンに結婚指輪を通して、参列しているゲストが「後ろから前へ」指輪を運び、新郎新婦のもとへ指輪を届けます。新郎新婦の両方の指輪が届いたら、リングピローとよばれる指輪をおくクッションにセットし、誓いの言葉と共に指輪交換をします。

リングリレーではゲストの参加が必要不可欠のため、参加したゲストも気持ちよく2人を祝福できるのではないでしょうか。

おすすめのリングリレーとは

リングリレーを成功させるために、おすすめの方法を紹介します。

1つ目は、リングリレーに参加するゲストをあらかじめ選出しておくことです。また、参加するゲストにリングリレーの流れや方法を説明しておくことによって、結婚式がスムーズに進行します。リングリレーをする前に司会者からの説明があれば、よりスマートな結婚式になるでしょう。

2つ目に、リングリレーにかける時間をイメージしておくことです。参加する人数が増えるごとに、ゆっくりしたリングリレーになっていくでしょう。そうなると参加していないゲストは退屈してしまうかもしれません。そこで、長くもなく短くもない時間になるよう、参加人数を調整するよう意識しましょう。この時、新郎側のリレー人数、新婦側の人数に偏りがないように注意することも大切です。

3つ目に、ゲストから届けられた結婚指輪をリングピローに乗せ、新郎新婦もとへ届ける人を決めておくのもポイント。家族や友人など、大切な人から渡される結婚指輪は感動的な演出になるでしょう。

リボンやリングにもこだわりを

リングリレーに使用されるリボンにもひと工夫加えることで、効果的な演出が期待できます。例えば、リボンの素材やサイズには、リングが通りやすいよう滑りやすいものや細めのサイズが向いています。リボンの色は落ち着いたベージュや結婚式の代表的な色ともいえるピンクが理想的ですが、人によって結婚式の内容は異なりますので、結婚式のコンセプトといえるようなカラーを選ぶと、思いで残る結婚式になるでしょう。

また、使用する指輪は好みで選んでも構いませんが、リングリレーは大勢のゲストに手伝ってもらう演出です。不意の落下や事故によってキズがついたり変形してしまったりしては、せっかくの結婚式が台無しでしょう。そのため、リングリレーに使用する結婚指輪はできる限り頑丈なものを選ぶのが理想的です。長期的に身につけることを考慮しても、結婚指輪は丈夫で長持ちするものを選ぶべきでしょう。

昨今は「鍛造」という強度と硬度を高めた製造法で作られたリングも人気が高く、リングリレーにもおすすめです。プラチナやゴールドなどの貴金属は純度の高いほど強度が弱くなりますが、この方法を使うことで金属の純度をそのままにリングの耐久性をアップさせることができます。