披露宴で一番のクライマックス
披露宴終盤に行う最大のクライマックスが新婦が両親にあてた手紙の朗読です。
それまで育ててくれた両親に対してのお礼を述べ、これから自分が一人の自立した大人として家庭を築いていくことを宣言する姿はその場にいる多くの人を感動させるものでしょう。
無理に泣かせるように文章を作る必要は全くなく、新婦がこれまで考えてきたことやこれからやっていきたいことを素直に述べていくことで最高の演出となります。
どういった書き方をすればより自分の気持ちを伝えることができるかと悩むところですが、できるだけ落ち着いた気持ちで書ける早めに時期に書くようにし、直前には軽く手直しをするくらいにしましょう。
感謝の言葉とともに具体的なエピソードを交える
文章の構成としては、冒頭で両親へのお礼を述べつつ本題として自分が一番両親との思い出として残っているエピソードを披露し、最後にその経験を踏まえて未来にどういったことをしたいかということを宣言します。
この時なによりもポイントになるのが中盤のエピソードで、他の人たちにはない自分の中の思い出をピックアップするというところがポイントになります。
思い出は大きなものでなくてもよく、運動会などで応援してくれたことや、毎日お弁当をつくってもらったこと、厳しく叱られたことやとても褒められて嬉しかったことなどを思い出しつつ話していきます。
ポイントは内輪受けではなく多くの人が共感できる内容にするということで、できるだけ感情的にならず淡々と読み上げるようにした方が全体の印象はよくなります。
また、新郎について少し触れてみるのもポイントです。
今後家族になるその相手の尊敬している部分や、こういう家族になりたいという決意表明も、新郎側の親族・列席者の共感を呼ぶでしょう。
その場合も感情的にならず、しかも難しい言葉などを用いずに手紙を書く事がポイントです。
簡単な文章であれば読みやすく「間違えるかも。。」と緊張する事無く、練習が出来ていると本番も落ち着いて読み上げる事が出来るからです。