気持ちを伝えるウエルカムスピーチ
結婚披露宴の冒頭で行われることが多いのが、式冒頭での新郎からの「ウエルカムスピーチ」です。
ウエルカムスピーチは新郎新婦が入場してすぐのタイミングで、その場に集まってくれたゲストに対してのお礼を告げるとともに、これからの式を楽しんでもらいたいということを簡単に挨拶するためのものです。
ウエルカムスピーチのコツとしていくつかポイントを挙げると「長くなりすぎないようにする」「くだけすぎず全員に対して敬意を示す」「起承転結をもってわかりやすく話す」ということがあります。
本格的なお礼スピーチはまた式の終盤にもありますので、ウエルカムスピーチでは簡単ながら気持ちが伝わるような中身の濃い話題にしていくことが大切です。
具体的なスピーチの組み立て方
ウエルカムスピーチとして模範的な流れとしては、「冒頭のお礼と挨拶」「結婚の報告」「今回の式の見どころ」「楽しんでもらいたいというまとめ」となっています。
この4つを上手に組み合わせるときれいに文章がまとまります。
文章の例としては「本日はお越しいただき誠にありがとうございます。本日みなさまに見守られながら結婚式を執り行うことができました。ささやかではありますが本日の料理は○○式場とレストランの方々と話し合いを行い、少しでも喜んでもらえるようなメニューをお出しさせていただきます。至らない点などあるとは思いますがごゆっくり楽しんでいただければと思います」といったような感じです。
新郎だけでなく新婦と一緒に挨拶をするという場合には、二人でパート分けなどをして聞きやすく発言していくようにしてください。
文例としては
新郎「本日はご多用の中、私達の結婚披露宴にご出席いただきまして、誠にありがとうございます。」
新婦「できる限り私達らしく皆様におもてなしをしたいと思い準備をして参りました。その中で、意見が違ったりした事も一つ一つ二人で相談して参りました」
新郎「今日のこの日を楽しく過ごすべく、ささやかながらもお食事の場を準備いたしました。お時間の許す限りどうぞごゆっくりお楽しみ下さい」