意外によくある結婚式中の音響トラブル
結婚式や披露宴では式を盛り上げるための音楽や映像を多く使用します。
そうした演出面は挙式披露宴を行う施設のスタッフが担当をしてくれるものですが、意外に本番になって起こる突然の機材トラブルは多いものです。
まして自分たちでそうした機材を取り扱う二次会においてはトラブルが起こる可能性は更に高くなり、悪い時には式の途中で全く予定が狂った動作をしてしまうということも珍しくありません。
二次会での音響や映像の設備は大抵の場合お店の付属品として置かれているものを利用させてもらうことと思いますが、家庭用の機材と異なり専門的な機器はなかなか直感だけで扱うことはできません。
できるだけ時間的に余裕を持ち、リハーサルで通してきちんと機材を扱うことができるかということをチェックしておいた方がよいでしょう。
その時には音響や映像担当者に任せっきりにするのではなく、司会者や幹事役の人も立ち会って全員で状況を共有できるようにしておきたいところです。
いちいち入れ替えをしないように編集しておく
BGMや映像を会場内で流すときの重要なコツとなるのが、多く入れ替え作業をしなくてもよい状態にしておくということです。
曲や映像を変えるたびにCDやDVDを入れ替えしていくと、ちょっとしたはずみで必要な音源を紛失してしまったり、間違えて全く違ったものを流してしまう可能性があります。
あらかじめ編集をして順番に再生をしていくという場合も、保存形式によっては現場の機材では再生不可能となることもあります。
直前だけでなく機材を見せてもらうようにし、きちんと再生できる形式を確認して準備するようにしましょう。
また、サプライズDVDを流したりするシーンもあるかと思います。
その際には、1枚では無く2枚を用意しておくと安心です。
万が一DVDが傷がついてしまっていたりして、映像が乱れてしまったりする場合が無いとも限りません。
また、会場の下見をせずに行く場合であれば延長コードを持ち込む事もおすすめです。
機器に問題が無くても、電源とプロジェクタやパソコンなどの位置が離れていたりすると、充電が持たなかったりして途中で映像が流れない、といったトラブルを防ぐ事が出来るからです。