理想のドレスが作れる!ハンドメイドのウエディングドレス

花嫁

ウエディングドレスもDIYの時代

若い女性を中心に自分の身の回りのものを自作する「DIY」が流行しています。
自作で品物を作るときのメリットは、既成品にありがちが「もうちょっとここがこうなってくれていたら」というところがなく、自分の理想に近いものをつくり上げることができるということです。

そんなDIY精神は年々拡大傾向にあり、ここ最近では自分で着用するウエディングドレスも自分で作りたいという人が多くなってきました。
ウエディングドレスは一見非常に複雑なドレスのように見えますが、一定の形にもとづいて作られているものなのでコツを掴めばかなり高品質のものを作り上げることが可能です。

学校や独学で裁縫について学習をした経験があるという人はもちろんですが、全く未経験という人であっても作れるツールが用意されているので時間的に余裕があるなら挑戦してみるのもよいと思います。

手作りウエディングドレスでは完全に一から自分で作る方法だけでなく型が決まっているものを使用して作る方法や、またはプロの講師から何度かレッスンを受けて作っていくようにするというふうにいくつかの方法から選ぶことができます。

また手軽な方法として既成品として販売されているものを先に購入し、そこに自分なりのアレンジをつけて手直ししていくということも可能です。

ハンドメイドドレスを作るときに用意しておきたいもの

手軽に作れるようになっているとはいえ、家に普通にあるものだけではウエディングドレスという特殊な洋服は作ることができます。
ハンドメイドドレスを作るなら事前に用意しておきたいものがいくつかあります。

まず絶対に必要になるのが「トルソー」という立体型の人形です。
よくデザイナーさんが胴体部分だけのマネキンに作りかけの洋服を着させてそれを仮縫いしている様子が見られます。
この時のマネキンに似た人形が「トルソー」です。

トルソーを使って洋服を作ると人が実際に着用したときのシルエットがわかるという大きなメリットがあるので、ボリューム感が大切になるウエディングドレスにおいては必要不可欠です。

それとウエディングドレスはレースやリボンなどかなり多くのパーツを組み合わせて作ることになるので、非常にたくさんのまち針が必要です。
他にも水で消えるチャコペンや、布を簡単に切ることができるロータリーカッターといった専門的な細かい道具も事前に揃えておきたいアイテムです。

あとは本縫いをすときにミシンを使用しますが、これはよくある家庭用の小型のものではなく本格的な縫い方ができるものを買っておいた方が何かと作業がはかどります。

最短でも2ヶ月はかかる覚悟を

道具とともに絶対的に必要になるのが「製作期間」です。
既にどういったものを作りたいかということがしっかり決まっているなら数日集中して作業をすれば完成になりますが、自分で型を起こしてそこからデザインしていくとなるとかなり時間がかかります。

これまで本格的なドレスなどを制作した経験がある人ならそのあたりのスケジュールも立てやすいと思いますが、全く未経験の人ならかなり頑張っても最低2ヶ月はかかってしまうと思った方がよいでしょう。
他に仕事がある人などはそうそうまとまった時間がとれないことと思いますので、できるだけ時間に余裕のあるうちから作業にかからないと本番前に焦ることになります。